2011年11月13日

里山風情が手軽に楽しめる 京都の嵯峨野

例えば東京人が京都観光しようとするとき、里山の風景をイメージすることはあまりないと思います。
でも、目的の庵に向かう途中、黄金色に実る収穫期の里山を偶然通ることがあると、すごく嬉しくなってしまいます。

東京近郊では、もはやそのような里山風景に出会うことは、よほど探し回らなければならないですが、京都には市内近くに里山風景がまだ残っていて、観光途中に予期しなかった里山風景に出会ってしまい、思わず得した気分になってしまいます。

嵯峨野はそういう里山風景を保存している場所。
嵐山のすぐ隣にあるので、嵐山観光の途中に、意識せずに出会ってしまう里山です。
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嵯峨野の良いところ・・・と言うより“便利なところ”は「車ででも行ける」という手軽さにあります。
京都を東西に走る丸太町通りを西に行き、左手に見える東映太秦映画村を過ぎ、嵐電の線路を渡ってしばらく行ったところにある「丸太町山越通」信号を右折すると、「一条山越通」の信号があります。ここを西へ左折すると右側に池が見えます。これが広沢の池です。
この西岸沿いに、嵯峨野の里山をぐるっと回って大覚寺まで行ける道があるので、市内から嵐山に誰かを京都案内する時に、感動を演出させるナイスな場所として“使わせていただく”ことができます。

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嵯峨野を訪れる時期は、秋の“黄金の稲穂の季節”か、早春の“蓮華の花の季節”が最高です。
雨が降っていると、ちょっと寒々しい風景になってしまうので、
嵯峨野の里山の風情を味わうなら、よく晴れた日に行くのが良いです。
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本当は、車でぐるっと回るだけでなく、嵯峨野を散策するのがもっとおススメです。
駐車場はすぐ横の大覚寺に、リーズナブルな値段で駐車できるところがありますから、そこへ車を入れて、嵯峨野の田園風景の中を歩くのが一番いいです。
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田園地帯の北側には「後宇田天皇稜」があります。
この辺りは昔々、渡来系の秦氏が開いた土地なので、古墳が点在していて、田んぼの中にそれを見ることができます。この古墳は洛西の古墳と関係が深いらしく、秦氏一族の栄光を彷彿とさせるかもしれません。

広沢の池の西岸から眺める風景は、まさに絶景です。
池の対岸奥にはかやぶきの聴松亭が見えています。2011年は紅葉が遅いですが、11月下旬からの紅葉の季節には、絶景の極みになるでしょう。

嵯峨野の西側には、有名な真言宗大覚寺派大本山の寺院「大覚寺」があります。
大覚寺は京都駅から「市バス28系統大覚寺行き」で直行できるので便利。
中は広く、寺の中を拝観でき、手続きすれば写経もできます。
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運が良ければ、このように修行中の僧侶が門前で念仏を唱えるところも見られます
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大覚寺には「大沢の池」があり、寺の中から眺める池の景色は、都会に住む人にとっては“古都に来た!”という感動を与えるのに最適な場所のひとつでしょう。
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この池の向こう側に嵯峨野の里山が広がっています。
大覚寺を出て、そぞろ歩きで嵯峨野めぐりをすると、けっこう時間が経ちますから、お弁当やお茶を持参して、軽いハイキングのつもりで嵯峨野めぐりに行くことをおススメします。
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posted by 春之助観光舎 at 15:22| Comment(2) | 嵐山周辺 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
嵯峨野、広沢池周辺はいいですよね。
僕も大好きです。

古の京都と言いますか、なんとも言え
ない風情があって、まさに通好みです。

僕も久しぶりに行ってみようかな?
Posted by nao at 2011年11月14日 20:49
naoさん、

こんにちは、
どうも今年の紅葉は遅れていて、紅葉のピークは12月一週から二週目くらいみたいですね。
広沢の池から眺める対岸の紅葉景色は格別でしょう。
そのあたりで嵯峨野に行ってみてはいかがでしょうか。。
Posted by 春之助 at 2011年11月14日 22:37
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